日記

2023-10-15 18:34:00

先祖から背負わされた荷物

臥龍堂。春水(しゅんすい)です。

 

 

 

 

師匠が占いの勉強を始めた頃に

 

大先生から

 

「先祖が背負わせた荷物(苦)を降ろさないと

本当の自分の人生にはならないよ」

と言われたそうです。 

 

人生にはさまざまな苦がつきまとうものですが

宿命学的に観ると

 

生まれた時に背負ってきた(背負わされた)苦を持っている人がいます。

 

算命学で”三業干支”を持つ人のことです。

 

三業干支は全部で20種類あるのですが

この干支を持つ人は

 

ご先祖さまの中にその干支が持つ意味を

”苦”と思って亡くなった人がいるというお知らせでもあります。

 

例えば、

一人業の業(ひとりぎょうのごう)

と言う干支には

結婚をすると経済的に苦しくなると言う意味があります。 

 

 

ご先祖様の中で

 

経済的に苦しい思いをして亡くなった人がいると言うことです。

 

 

 

それだけなら

 

「そうなんだ〜」で終わりそうな話ですが

 

 

厄介なことに

 

この干支を持つ人は

 

自分の人生の中でもその苦が再現されることになります。

 

 

結婚相手の干支や

相性などに関係なく

 

 

結婚をしたら経済的に苦しくなるような相手を選ぶことになります。

 

 

 

これを算命学的には

 

「先祖の残した宿題」と考えます。

 

 

自分も先祖と同じような苦しみを味わうと言うことです。

 

 

なぜそのような宿命を背負うことになるのかと言うと

 

 

苦を持って亡くなったご先祖さまが成仏できていないから。

 

 

亡くなってもなお

生きていた時の思いに執着が残っている

(昇華できていない)

からです。

 

 

 

その執着を消してあげるのが供養です。

 

 

苦を消して昇華してあげることが必要な訳で

そうしないと、結局自分が苦しむことになってしまいます。

 

 

このような干支が現れる

=(イコール)

ご先祖さまが成仏していないと言うことですから

 

 

そのご家庭では

年忌供養はやっていない(できていない)

と言うことになります。

 

 

 

年忌供養とは一周忌から五十回忌まで全て

を行って始めて「年忌供養」です。

 

 

三回忌で終わらせたり

途中の数回を飛ばしたり

年を跨いで行ったり

 

 

これらは全て「年忌漏れ」となり

 

年忌供養をやっていない(できていない)

 

と言うことになります。

 

 

 

近年では、年忌供養は三回忌まで

と途中でやらなくなるご家庭も多いようです。

 

先日、某テレビでお坊さんが言ってました。

(恐ろしい。。。)

 

 

年忌供養をやらないと様々な現象が起きることになります。

 

 

年忌を飛ばす(やらない)と

2年以内に「年忌現象」と言うものがでてきます。

 

 

大きな事故や病気など

時には命に関わることもあります。

 

 

がんの場合は1度目は助かることもありますが

年忌現象であることに気づかず

年忌供養をやらないままでいると

2度目は助かることはありません。

 

 

 

これらはご先祖様の呪いではなく

 

宿命の中に組み込まれているから起きるのであり

年忌供養がきちんとできていれば

そのような現象は起きません。

 

 

 

亡くなった先祖の思いは

生きている子孫にしか救えません。

 

だから生きている人(子孫)に

現象となって出てきてしまうのです。

 

 

 

過去に飛ばしてしまった(やらなかった)供養に対しては

「お詫び」として先祖供養を行い

 

三業干支のような特殊な苦に関しては

個別に供養を行ってあげることが必要となります。

 

 

病気や事故以外にも起きる現象は様々ですが

 

 

ご相談の中で年忌供養のお話をすると

ほとんどのご家庭でできていないことが多いです。

 

 

近年では子供に負担をかけたくないからと

墓じまいや年忌供養を行わないご家庭も多いようですが

 

 

そのようなご家庭の子孫たちは

結果的に苦難の道を辿ることになります。

 

 

 

宿命の中に三業干支を持つ人は

 

背負っている荷物を下ろしてからが

 

本当の意味での人生のスタートです。

 

 

早めに荷物を下ろしましょうね。