日記

2023-07-25 17:00:00

先祖供養の本当の意味

 

 

 

師匠が弟子入りして3ヶ月ほどたった頃

 

 

大先生から突然

 

「写経を300枚書きないさい」

 

と言われたのだそうです。

 

 

 

理由を聞くと

 

「”先祖供養のため”に必要」

 

と言われました。

 

 

師匠は、

 

 

「うちは父親がお墓の指導で有名な

お坊さんからの指導を受けて

お墓を建て直しています」

 

 

と伝えたところ

 

 

「そのお坊さんは知っているけれど

お墓を建てただけでは供養にはならないよ。

 

 

お前は、未来を変えたいんだろう?

 

 

未来は、これからの行動で変わると思っているのだろうけれど

 

 

それは間違いだ。

 

 

未来は過去を変えないと変わらない。

 

 

過去とは、自分のこれまでの人生と生まれる前だ。

 

 

そこには自分を作った先祖の人生がある。

 

 

先祖は子孫に願いを託したかもしれないけれど

先祖が味わった苦しみも一緒に子孫に送っているんだ。

 

 

つまり、お前の苦しみは

 

先祖の人生の上に成り立っているということだ。

 

 

供養をして過去の苦を消さない限り

 

本当の意味での自分の人生にはならないから

 

人生は変わらないよ」

 

 

 

と言われたのだそうです。

 

 

師匠は、その言葉を聞いて

 

 

お父さんやお祖母さんから

師匠の家では代々お金が原因で苦労をしてきた

と聞かされていたことを思い出しました。

 

 

貧しい時だけでなく、

裕福な時もあったようですが

裕福な時には、他人に騙されたり

使用人に裏切られたりして

 

絶えずお金の苦労をしてきたと。

 

 

師匠は、親からその話を聞かされた時には

 

「同じことばかりを繰り返してバカじゃないの?」

 

と思っていましたが

 

 

 

大先生の話を聞いて初めて

 

その理由がわかった気がしました。

 

 

 

そして、すぐに

 

 

「わかりました。やります!

 

写経はいつまでに書けば良いですか?」

 

 

と聞いたところ

 

 

「やる気があるのであれば○日間で書きなさい。

ただし、仕事は休まないように」

 

 

と言われたのだそうです。

 

 

 

それまで写経を書いた事がなかった師匠は

 

 

最初の1枚を書き上げるのに

1時間半もかかったため

 

「こんなの絶対無理!」

 

と根をあげそうになりながらも

 

 

気がつけば期間内に書き上げる事ができました。

 

 

 

写経を書き終え、お墓の前で供養を行ったそうですが

 

 

その際、大先生からは

 

 

 

「供養が通ったら普通では起きないような事が起こるよ」

 

 

とだけ教えられていました。

 

 

 

師匠は、何が起きるのか不安なまま供養を行いましたが

 

 

確かに普通では起きない事が起きたのだそうです。

 

 

 

 

そして、その日から師匠の人生は

音を立てて変わって行きました。

 

 

 

仕事仲間から

 

「何か秘密があるのなら教えろ!」

 

と問い詰められたことも1度や2度ではなかったそうですから

 

 

自分が感じるだけでなく

周りの人が気が付くくらいの変化だったようです。

 

 

 

その結果、赤字の会社を黒字に立て直し

借金を完済し、黒字のまま会社を整理して

 

なる予定のなかった占い師になったという

異例の経歴です。

 

 

師匠自身もここまで人生が変わってしまうとは

想像できていなかったようです。

 

 

 

当然、わたしも先祖供養をしていますが

 

確かに、先祖供養をしてから人生が変わった気がします。

 

(師匠ほどの激変ではありませんが(笑))

 

 

将来に対する不安が無くなったというのは

大きな変化だと思います。

 

 

 

気がつけば、私も占い師として

お客様のご供養に携わるようになり、

 

やった人の変化とやらない人の変わらなさが

よくわかります。

 

 

 

未来(人生)を変えようと思うのならまずは過去を綺麗にすること。